膝が痛い時は変形性膝関節症かもしれません

膝が痛い時は変形性膝関節症かもしれません

立った時や歩き出した時に膝関節に痛みが走る、正座をした時にズキズキと痛む、膝が痛くて階段を登れないなど、特に歳を重ねるほどに膝への悩みをよくお聞きします。
立ったり歩こうとした時の膝の痛みは、変形性膝関節症の典型的な症状です。
休めば一時的に痛みが取れることもありますが、末期になってくると寝ていても膝が痛み、真っすぐ脚を閉じて立つことができなくなったり、歩くことそのものが困難になってくるケースもあります。
今回は変形性膝関節症を解説していきましょう。

■変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、膝にある関節の軟骨が老化してしまい、弾力性を失ったり、使い続けたことによって擦り減ったりしてしまうことが主な原因として挙げられます。
男女比にして男性1:女性4の割合で女性が多く発症し、また高齢になるほど発症しやすい症状でもあります。
しかし、肥満だったり、遺伝によってかかりやすくなる人もいるので、一概に加齢や性別のみを原因とすることはできません。
また、骨折や半月板損傷、靭帯損傷などの外傷から、もしくは化膿性関節炎などに感染した後遺症として発症するというケースもあるのです。
そういった意味では、誰でも発症する可能性がある、厄介な病とも言えるかもしれません。

■変形性膝関節症を予防するには?

変形性膝関節症を予防したい場合には、軽い体操やストレッチなどで太もも前の筋肉である大腿四頭筋を鍛えたり、肥満を少しでも解消していくことで、関節の負担を減らして変形性膝関節症を予防することができます。
また膝に負担がかかりやすい正座を避けたり、やはり体重的に膝へ負担がかかりがちなので痩せたりすることも予防の一つとなるでしょう。
他にはあまりクーラーなどに直接あたって膝を冷やさないようにしたり、家によってはリフォームが必要になるかもしれませんができるだけ洋式トイレを使うなど、様々な対策を立てることができます。

■症状が出てしまった場合は?

軽いうちであれば、痛み止めを飲んだりヒアルロン酸注射などで改善する可能性はあります。
しかし症状によっては最悪整形外科で手術し、変形した骨を矯正したり、人工関節を埋め込んだりしなければならないかもしれません。
そうなる前に、整骨院では温熱療法や電気療法、マッサージなどを受けることができ、改善へ向けて様々な施術を試すことができます。
当院でも様々なアプローチ方法から変形性膝関節症の根本的改善を目指していきます。
生活面でも変形性膝関節症を改善するために注意したいことなどのアドバイスを行なっているので、膝の痛みに悩んでいる際は当院へぜひご相談ください。

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