アキレス腱炎は運動し過ぎが原因?

アキレス腱炎は運動し過ぎが原因?

アキレス腱炎とは、スポーツ障害として発生しやすい症状の一つです。
激しい運動をしている人に多く、加齢による腱の変化も原因になりやすいため、中年以上で市民ランナーとして走っている人や、毎日ウォーキングをしている人に発症しやすい傾向があります。
不適切なトレーニングを行っている場合は発症率が高くなるため、しっかりと正しい方法でトレーニングすることである程度予防もできるでしょう。

■アキレス腱炎の症状は?

かかとから上、およそ2~6cmほどの辺りでアキレス腱が腫れ、押すと痛みが増すのが特徴です。
朝目覚めた後や運動した後、歩き始める際に痛みが強くなりますが、症状が進行していくと安静にしていても痛みが強くなっていきます。
また、足をスネの方向に曲げたり、アキレス腱を伸ばすようなストレッチを行うとズキズキと痛むことが多くなり、またそれもだんだんと痛みが強くなっていくことが多いです。
症状が良く似ていて、同時に発症していることが多いものとして「アキレス腱周囲炎」があり、ほとんど区別されないケースもあります。
アキレス腱炎を放置していると、足関節の動きが悪くなり、痛みも増していくので、アキレス腱あたりが痛むのであれば安静にすることをおすすめします。

■アキレス腱炎を治療するには?

主な原因がアキレス腱の使い過ぎによるものなので、一度安静にして運動を控えることで徐々に回復しますから、安静が基本です。
整形外科などで検査をする場合は、MRIやX線検査、超音波検査などが有効で、特にMRIでの検査はアキレス腱の変化がよく分かるので特に有効だと言われています。
アキレス腱炎であることが分ったら、運動を控えて足を安静にし、しばらくの間湿布を派ったり、処方してもらった消炎鎮痛薬などを服用するようにしましょう。
また、少しヒールのある靴を履くと、かかとが上がるので痛みを和らげることができ、偏平足が原因の一つとなっている場合は足底挿板を使うことでアキレス腱への負担が減り、改善に向かうことがあります。

■慢性になる前に、しっかり休ませましょう

アキレス腱炎は慢性になる病気です。
基本的に運動し過ぎが原因となるので、運動する時と休むときのメリハリをつけて活動しましょう。
当整骨院では、アキレス腱炎で悩んでいる方にも施術を行っています。
温熱療法や鍼灸などの治療法を試したり、カウンセリングも行っているので、アキレス腱炎などでお困りの際はぜひ当院へお越しください。

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