繁忙期に症状が悪化する患者様へのアプローチ

繁忙期に症状が悪化する患者様へのアプローチ

~繁忙期に症状が悪化する患者様へのアプローチ~

【事例】
30代女性。
事務職に従事。
頚から肩、背中にかけて痛みを訴えてご来院されました。

【症状】
頚から肩、背中にかけての痛み
ひどい時は頭痛
毎月仕事が忙しくなってくると諸々の症状が増悪する
頚、肩、背部腰部の高度な筋緊張
猫背、内方肩といった不良姿勢

【アプローチ】
頸や肩、背中と全体的に痛みが強いので、まず痛みを緩和するために鍼(はり)をメインにアプローチして痛みの緩和を図ります。

仕事が忙しくなる(つまりデスクワークの状態が長くなる)とひどくなると痛みが増す、つまり長時間デスクワークをしても問題ないような状態にするために姿勢を改善して身体にかかる負担を減らしていく。

この患者様の場合だと猫背(=背中の丸み)および内方肩(=肩の巻き込み)が強いので、猫背改善に対してのアプローチをしていく予定です。

【結果】
初診時から3回目までは鍼(はり)を行い、4回目のご来院時に状態確認を行った際には、痛みは半分以下になっていました。
そのため4回目以降の施術では鍼と猫背矯正を交互に行っていきます。

【結論】
患者様はデスクワーク業務は今後も続けていくため、一時的な痛みの緩和ではなく根本的な改善を目指したいとのことなので、その目的に沿って今後治療を進めていきます。

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